7月 052012
 

 知っている人はほとんどいないと思いますが、この会社、戦前は南洋開拓の大会社だったのです。今では岩手県の小岩井農場やブラジルの東山農場の親会社として残っています。
 実は私はこの会社に40年前にブラジル要員として入社し、小岩井農場で派遣前に研修を受けていました。

 大正8年資本金1千万円の大会社でした。オーナーは三菱3代目社長岩崎久彌。50歳で三菱を小彌太に譲り、農業経営を始めました。岩崎家には「三菱社」と「岩崎家庭事務所」があり、個人的な事業、投資は岩崎家庭事務所が担っていました。岩崎家庭事務所の直系の会社が。三菱製紙、旭硝子、東山農事です。

 オーナー岩崎久彌はアメリカのペンシルバニア大学の卒業生です。明治の時代に、若干28歳で三菱の副社長になり、その後、弥之助の後を継ぎ社長になりました。そして大正5年、50歳の時に三菱を引退し東山農事をはじめました。

(続く。。。)