3月 152012
 
 2012年3月15日  国際協力機構

シニア海外ボランティアメールマガジン~なんでも相談会~2012年3月15日号

◆シニア海外ボランティア「なんでも相談会」@JICA地球ひろば、JICA横浜

3月25日(日)~5月5日(土)の毎週土・日にシニア海外ボランティアOB・OG
が応募を考えている方のための個別応募相談会を開きます。相談員の専門分野
とスケジュールも公開しています。
https://jica.smartseminar.jp/cc/?c_d=NxgsG5vOtpUD-5108%26p_e%3D34482


3月 122012
 
 2012年3月12日  国際協力機構

JICAから

JICAメールマガジンは、国際協力に関心のある方々に向けてJICAが月に2回発行する、メールサービスです。JICAの最新情報や、現地で活動するボランティア、専門家、職員の声、募集案内、イベント情報などをお送りいたします。

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3月 082012
 
 2012年3月8日  国際協力機構

本は重たいからいいアイデアです。

 

http://partner.jica.go.jp/e-doc/index.html

こちらに掲載するコンテンツは、平成21年6月にJICA国際協力人材部 総合研修センターが発行したJICA国際協力人材赴任前研修の副教材冊子「JICAプロフェッショナルの挑戦」を、デジタル書籍化して公開するものです。

同冊子は、始めて赴任される専門家が、技術協力プロジェクトをイメージしやすいように、また、途上国での困難に直面している方々、またこれからチャレンジをしようと準備している方々に、大いなるヒントと勇気を与えられればという主旨のもと、技術協力におけるJICA専門家の方々の努力の軌跡を取りまとめたものです。

広く開発教材として活用することも念頭におき、できるだけ読みやすい内容に絞って作成されておりますので、これを機会により多くの方々にご一読いただければと思います。


3月 072012
 
 2012年3月7日  日本, ブラジル

日本にシャーガス病が発生 出稼ぎ者が持ち込む サンパウロ新聞WEB版より。診断法、治療法もお手上げ
【東京支社】中南米から日本に働きに来ている人たちの中で、自覚しないままシャーガス病病原体(アメリカ・トリパノゾーマという寄生虫)の保虫者であったため、日本で発病する人が現れている。シャーガス病病原体の保虫者であっても、発病するのは二十年から三十年後のため保虫しているという意識がなく、発病しても日本では診断できる医師が少なく、治療も出来ないのが実状。さらに問題なのは、病原体に感染した人が輸血すると、輸血を受けた人も病原体に感染すること。感染した在日日系ボリビア人の中にはすでに献血した人もいた。在日日系人の間のシャーガス病問題をこのまま放置すれば、日本国内への病原体の拡散が心配され、今後大きな社会問題になる可能性がある。

中南米各国からデカセギに来ている人は四十万人近くおり、この人たちの母国での生活環境を考慮に入れると、このうちの一〇%、約四万人が保虫者と考えられるという。この人たちが善意から献血した場合、日本では血中のシャーガス病原体の検査態勢が完備していないこともあり、輸血を受ける人に感染する大きな危険をはらんでいる。

日本でただ一人のシャーガス病研究者である慶応大学医学部熱帯医学寄生虫学の三浦左千夫助手の調査によると、中南米出身の在日日系人でシャーガス病ではないかと疑われ検査(一九九九年~二〇〇六年)をした二十九人の内十二人(四一・三八%)からシャーガス病病原体の陽性反応が出た。この十二人の内六人の家族からシャーガス病患者が出ている。これは同じ環境下で生活していたためか、あるいは母子感染(出産で母子感染する)したのかははっきりしないが、同じ地区で生活していたことで保虫者になった可能性が大きい。

シャーガス病病原体を媒介するのはサシガメ(吸血性のカメムシ)で、病原体はサシガメの糞の中にいる。サシガメに刺されたとき傷口をこすり、刺し傷に糞(サシガメは吸血すると満腹し脱糞する)をすり込んでしまうことで感染する。もちろん、保虫者から輸血、臓器移植された場合も感染する可能性が高い。

サシガメは土壁などに生息し、日本移民が多く入植した、マリンガ、ロンドリーナなどのパラナ州の内陸部一帯、サンパウロ州の奥地のプレジデンテ・プルデンテ、リンス、リベイロンプレット辺りも生息地域。ブラジル政府はサシガメの撲滅宣言をしており、シャーガス病は克服したとしているが、輸血や新生児感染以外では新たな感染者は出なくても、すでに感染していることもある。この人たちは二十年後、三十年後、あるいは高齢になり免疫力が低下したころに発病することが十分に考えられる。

三浦助手は、生息地域とされているところで生活していた日本人、日 系人は、一度検査を受けた方がいいという。また、日本へデカセギに行く人も検査をし、陽性反応が出たらそれを覚えておき、日本で心臓などに不具合を感じたら、診断した医師にシャーガス病の保虫者の可能性を伝え、適切な治療を受けることが大切という。

また三浦助手は、最近になってシャーガス病の病原体がアサイ、サトウキビの生ジュースの中にいることが分かったことから、南米への旅行者は美味しいからといってみだりに新鮮なアサイジュース、サトウキビジュースなどを飲まないようにと注意を促している。

三浦左千夫助手の話

日本ではシャーガス病の診断や治療法が確立されていなく、南米のデカセギの人たちが発病したら困ったことになる。それ以上に、輸血、あるいは保虫者が出産することで母子感染などによって日本国内に拡散する可能性もある。なるべく早く、デカセギの人たちのシャーガス病原体の有無の検査を行うべきだろう。また、デカセギ希望者は日本に来る前、自主的に検査を受け、病原体の有無を検査するべきだ。それが自分の命を守ることでもあり、日本で新たな感染者を出さないことにもつながる。

【シャーガス病】

中南米に分布。サシガメの刺し傷から病原体が侵入する。感染一,二 週間で風邪のような症状が出るが、重症の場合は急性心不全で死亡することもある。この初期症状を乗り切っても病原体は体内に残り、腸管や心臓の細胞内に侵入、二十年から三十年後に活動を再開、心臓拡大、不整脈、巨大結腸症などを引き起こし、最悪の場合は死亡する。