8月 122014
 

JICA、現地派遣のスタッフ退避 感染拡大で
2014.8.12 12:09

 西アフリカでエボラ出血熱の感染が拡大していることを受けて、国際協力機構(JICA)は12日までに、現地に派遣している日本人スタッフ24人を一時的に退避させることを決めた。

 JICAによると、対象は感染が確認されているギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国。農業や保健医療、インフラ整備などの技術協力事業のため、各国政府の要請を受けて専門家を派遣していた。感染リスクが高い業務に従事している人はいないという。

 JICAは世界保健機関(WHO)が8日、非常事態を宣言したことなどを受けて、同日中に退避を指示。すでに大半が西アフリカのガーナや日本に向け出国した。協力事業を再開する時期は決まっていない。

 JICAが感染症の拡大を理由にスタッフを退避させるのは異例。広報担当者は「感染リスクだけでなく、現地が混乱して安全が確保できない恐れがあり、退避を決めた」と話している。